Information

児玉北斗振付 新作ダンス作品 『Pure Core』

日時

12月4日(金) 19:00
12月5日(土) 19:00
12月6日(日) 15:00

受付・開場開始は開演の30分前です。上演時間60分〜70分を予定。

チケット

[自由席/日時指定/税込]

一般:3000円

学生:2000円(受付時に身分証明書をご提示いただきます)

※当日券は各500円増

※チケットの購入は事前精算を推奨しています。なるべく「クレジットカード決済」をお選びください。

※当日精算ではクレジットカード・LINEペイ・PayPayなどの電子決済が可能です。

※本公演は演出上の都合により激しい音楽と照明を使用します。ご了承ください。

会場・チケット取り扱い

会場:THEATRE E9 KYOTO (JR京都駅より徒歩14分 https://askyoto.or.jp/e9

チケットの販売は劇場ウェブサイト上のみの取り扱いとなります。https://askyoto.or.jp/e9/ticket/20201204


振付:児玉北斗

出演:黒田健太、藤田彩佳、益田さち

照明:藤本隆行(Kinsei R&D)

音楽:平野みどり(MimiCof)

舞台監督:河村竜也

制作:竹宮華美

ビジュアルデザイン:三重野龍

主催:児玉北斗

共催:Kinsei R&D

助成:公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、公益財団法人小笠原敏晶記念財団

提携:THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

滞在制作:城崎国際アートセンター(豊岡市)

京都芸術センター制作支援事業

About the work

『Pure Core』

ダンスは毒であり、薬である。

ある時には排除され、またある時には無理にでも飲み込まされる。

頭が重く、考えることについて考える時間が高速で過ぎている。錠剤を2錠手に取り、ウーロン茶で流し込む。胃の粘膜を通して、脳がむりやり解きほぐされる。頭の中で、数を数える声が止み、静かな狂気が訪れる。深層からこみ上げる自己破壊の衝動は、外部に霧散する事なく、身体そのものを巻き込みながら、らせん状に虚の領域へと崩落していく。

症状的で異質(alien)な身体へと向けられた眼差しは、常に我々自身による他者への恐れ、欲望、そして執着を内包し、それらを通さずに身体というものを網膜に捉えることはできない。そこに映る疎外された(alienated)姿は、空虚な中心点を巡るように何度も回帰し、踏みとどまり、傷として跡を残す。振り払うことのできない欲動に突き動かされ、私は薬を飲み、ゆっくりとしたリズムに身体を揺らされながら溶けてゆく。

この作品で我々は、不安の中で重なり合う20世紀初頭と現代の踊る身体を接続し、自身と似たものでありながら異質な他者を塑像する。舞踊史、精神医療、そして近代規範の社会史を参照し重ね合わせることで「表現(ex-pression)」という言葉を捉え直し、再起動させようという動きの中で思い知るのは、自身の内部には外部へ投影する中心などないという事だ。むしろこの肉体は、それを眼差さす視線を反転した形で映し出すスクリーンであり、メディアとして機能する剥き出しの生なのだから。